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執筆者の写真貴之 辻

開業の準備⑤

京都市下京区「桝掛美容店」店主の辻です。


大事なことを書き忘れてました。

物件を契約したら、すぐにやっておいた方がいいこと。


電話・ネット回線開通の申し込みとクレジット決済会社の契約です。


これは申し込んでも1ヶ月くらいかかります。

今どき電話とネット回線はセットにされることが多いと思うんですが、

工事業者さんが混んでるのか、早くても1ヶ月くらい先の予約になります。

うちの場合はフル解体してるので、内装が仕上がるタイミングに予約しておきました。


クレジット決済は申し込み後に審査があります。

本当に店舗を運営してるのか審査されるんですかね。

開業届けなどの証明書類が必要になります。

そしてVIZA、JCB、今どきは電子マネーなどブランドごとの審査が

全て終わるのに一ヶ月ほどかかります。


開店直前に手続きしてると、

いざオープンという時に間に合わなくなります。

前もって名刺やチラシも作っておくとなると、先に電話番号もいりますしね。

これは以前のお店を立ち上げる時に失敗してたことなんで活かせました。


電気と水道も工事中に使うので、工事前には使えるようにしておきます。

ガスは建物内を解体してると開栓の確認ができないそうで、工事が完了してシャンプー台を設置するまでの間に段取りしました。


その後は実際に工事に入る前に図面を作っていただき、

それを持って、保健所の申請(仮)と消防所に申請に行きます。

美容室の場合、天井高や作業面積、手洗い場や換気など諸々の規定があります。

お店が出来上がってから規定に引っかかるところがあると、

工事をやり直しするなんて可能性があるので、事前に相談に行っておいた方が確実です。


ちなみに保健所に提出の図面こんな感じ。


ざっくりでいいので、こんな感じでいけるか確認。

平米数は計算しておいた方が良さげでした。

これでいけそうだったら、オープン前に立ち会い検査に来ていただくお願いをします。


消防はお店の面積や業種などで変わるかもしれないですが、

うちは面積が小さいので、特別な設備などは要らなかったです。15分ほどで終わりました。


あとはネット予約システムの導入。

先に公開しておくとオープン前から予約がいただけるので、

ホームページに組み込んでおきました。


資金ができたら一気に進められますね。

なんだかんだ毎日動き回ってました。


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