古民家美容室ができるまで⑦
- 貴之 辻
- 2023年5月23日
- 読了時間: 2分
京都市下京区「桝掛美容店」店主の辻です。
さて、内装の工事はほぼ完成し、
予算オーバーしたシャンプー台の搬入です。

いいですね。この色にしてよかったです。
機材自体を決めるのにも色々と悩んだんですが、
搬入施工にも思わぬ費用が発生しまして。
5万円也。
ちなみに、場合によっては内装ついでに工務店さんがやってくれるパターンもあり、
それだと安くすむことが多いのですが、
今回は機材メーカーさんで施工していただくことにしました。
工務店さんの仕事を増やすのもアレですしね。
施工中にお話しを聞いてたのですが、
このシャンプー台は寝た状態が足から頭まで水平になることで、
身体の負担が軽くなるように設計されてるらしく、
(人間工学に基づいてるとかいい感じに説明されてコロっといきました)
取り付けがズレてると体が水平にならなかったり、左右に傾いたりで
本来のポテンシャルが発揮できないそうなんですね。人間工学が。
特にうちのお店のように土間だと、どうしても床が波打つんです。
これはどうやってもしょうがないらしく、
そのままの状態でポンと付けてしまうと前後左右が必ず傾くんですよね。
結果、快適な寝心地が得られない違和感のあるシャンプー台になるとのこと。
他の業者さんだと、そもそもそうなることも知らないので、
傾いたままの状態になることもあるそうです。
今回は熟練の業者さんがミリ単位の仕事できっちり調節しながら
取り付けていただけたので、最高の寝心地を得ることができました。
取り付け費用けちらなくてよかったです。

あとは入り口の建具。
ここは作っていただきました。
ほぼ思ってた感じに出来上がって最高です。
そしてここに憧れだった暖簾を掛けます。
これについては長くなりそうなので、またにします。
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