古民家美容室ができるまで⑤
- 貴之 辻
- 2023年4月16日
- 読了時間: 2分
京都市下京区「桝掛美容店」店主の辻です。
さて、内装工事も床までが出来上がりました。
次は壁と天井を作っていただきます。
まずは新たに壁と天井を作る部分に下地ていうんですかね。
木で骨組みを作っていきます。

こんな感じに。
この上に石膏ボードや木の板を貼って壁などになります。
ここは待合になるんですが、
実はこの壁もほんとは元の状態そのままな感じがよかったんですよね。
ちょっと窓の周りがアレですが。
工務店さんによると、
そのまま残すとお客様の服なんかが擦れると汚れるかも。
という意見をいただき、新たに壁を作ってクロスで仕上げる方向になりました。
そうなんですが、
今でもここはもう少しやりようがあったかも、と思ってます。
まあどうして変えたかったらまた何かします。
最初の方に書いてましたが、
できるだけ元の状態を残せるようにお願いしてたんですけど、
なかなかうまくいかないですね。
変えた方がいいとプロが言うんだったらしょうがないです。
きちんと考えて下さったので。
なんだかんだ、しばらくぶりに行ったらだいぶできてました。

元の状態は残せなかったサイドの壁と天井は新たに。
黄色ぽいところが新たな部分です。
ライトも付いとる。
このエリアは白を基調にする予定なので、すっきり感を考えてダウンライトに。
このライトだと位置の変更が難しいため、セット椅子を置く位置に合わせて配置しました。
あとライトの色と。

反対サイドはそのままの土壁が残せました。
カウンター内に薬剤調合スペース、薬剤なんかを洗う流しが入ります。
大体こうゆうところは、
バックヤード的な感じで別に仕切った部屋にして隠してしまうんですが、
ちょっと準備してきますねー。
とか言って消える時間を無くしたいので、丸見えですがカウンターにしました。
これだと変なタイミングで会話を途切れさせなくても準備できるので、
いい感じに距離感が保てます。
受付・会計カウンターもここで併設です。
後に実際使ってみても、これは良かったです。
狭さを活かした工夫です。
物件を決める前は牛丼屋さんみたいに真ん中に入れるのやってみたかったんですが、
小さいお店なんで壁側に寄りました。
そしてここはペンダントライトがぶら下がります。
ここまで出来上がると、だいぶお店ぽくなってきました。
あと一息。
Comments