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執筆者の写真貴之 辻

古民家美容室ができるまで④

京都市下京区「桝掛美容店」店主の辻です。


さて内装工事も配管が出来上がりました。

次は床の土間打ち。



できてました。

今まで床というより「土の地面」みたいな感じだったんですけど、

正真正銘の床になり、店舗感が出てきました。


これも高齢の方が負担にならないように、

最初は段差のない全てフラットな床にしたかったのですが、

排水の都合上、一段上がるようになりました。


前回も触れてましたシャンプー台の配管が

フルフラットや後ろから洗うタイプのシャンプーだと床下に入ります。

なので、排水が流れるように勾配をつけないとダメなんですよね。

よくあるのは、シャンプー台周りだけ一段上がってるのが多いです。

ちなみに横から洗う腰のダメージ大なタイプは壁に配管を通すので段差いらないです。


しかし、あとで感じたこと。


段差の部分、廃材の木でやってもらったらよかった。。


いや、変ではないんですよ。ちょっと欲を言えば、です。

ここはあとではどうにもならないので仕方ないですね。




入口の部分は元からの状態をそのまま残しました。

石ころの粒々が可愛くてこれはお気に入りです。


あと一つ迷ってた点がありまして、



入口横の窓。

最初はクリアなフィックス窓に変えるつもりだったんですが、

このすりガラスが今は無いアンティークらしく、


そう言われたら迷いますやん。

何かよく見えてきますやん。


ここは後でも変更可なので、

一旦保留で進めていただきました。



外から見た図。

窓の柵は撤去、間口の建具は変えて暖簾をかける予定なんですけど、

どうも家感が否めないんですよね。


迷いどころ。


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